無料型紙

【無料型紙】ねこちゃんカットソー【ニット用100/90size】

★2020.5.26 90サイズの型紙を追加しました。

★2020.5.17 用尺を追記しました。

ようやく完成に至りました!!!!ねこちゃんカットソー!(現状半袖型紙のみです)

ロックミシンで作る簡単フレンチスリーブTシャツです。

猫耳を肩紐風にしてキャミソール重ね着風にしても、何もつけない切り替えTシャツにしても◎

着画です。夏物なので襟ぐりを肌着が見えないくらい開けました。

前から見た写真。

後ろから見た写真。猫耳なしの切替トップスにしても可愛くなりそうです。

とってもシンプルな作りで、さらにフレンチスリーブ(袖がわかれていない)なので裁断や縫うのも少し楽かもしれません。

袖口の処理が少し大変ですが…。

シンプルで余分な生地も減らしたので、少ない生地でも作れますし、子どもの動きの邪魔になる箇所もほぼないので、登園や日常使いにもってこいかと思います。

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使用した生地

mocamochaさんの無地天竺とスパンフライスを使用しました。

半袖なので薄手のニット生地で作るのがおススメです。

秋ごろからまたミシンに触れなくなる予定なので今年は手持ちの布だけで作っていく予定です。

用尺

・ニット生地、リブ生地

100サイズ用尺(100cm幅の場合)
切り替え上(ヨークと袖部分)25cm 20㎝
切り替え下(裾部分)35cm30㎝
襟ぐりリブ幅40cm 高さ5㎝(※型紙の寸法とは異なります)幅40cm 高さ5㎝(※型紙の寸法とは異なります)

使用するもの

・ロックミシン

・家庭用ミシン

基本はロックミシンで縫いますが、猫耳の部分で家庭用ミシンの直線縫いを使用しています。

※この型紙のロックミシン使用箇所の縫い代(猫耳曲線部分・裾・袖口以外)は7.5mmになっています。説明ではロックミシンのかがり幅を7.5mmに設定しメスロックで縫っています。

必要に応じて設定や縫い代を変更してください。

作り方

①型紙の用意・裁断

猫耳で作る場合の解説です。キャミ風にする場合の方法も補足で書いていますのでご参考にどうぞ。

このページ下部にある型紙をダウンロード、拡大縮小せず印刷し張り合わせ、縫い代線(点線)で切ってください。

型紙通りに裁断します。裁断したら裏表やどの部品かがわかるようにマスキングテープをつけておくと便利です。

前後ヨーク・前後裾は「わ」で1枚ずつ、リブ1枚、猫耳は表2枚・裏2枚です

ヨークにある長点線は、キャミソール風にする際の肩紐位置です

前裾の合印は、猫耳つけ位置です。

必要な印をつけておいてください。

②猫耳を作る

猫耳の表地裏地を中表でで合わせて縫います。伸ばさない箇所なので普通糸で大丈夫です。

左右の縫い目の曲線が同じになるよう出来上がり線を印付けしてから縫うときれいにできると思います。

あと、ミシンの縫い目の長さの設定を短くして縫うと曲線がきれいに縫えます。(通常2.5→2.0にして縫いました。)

縫えたら写真右のように縫い代を5mm残して切り、カーブに切り込みをいれます。

表に返して、表地だけ写真のように折り、猫耳っぽくします。

表地だけ折り込むことで、裏地の色が少し見えるようになってより猫耳っぽくなります。

イイ感じになるように折ったらクリップなどでとめておいてください。

③肩を縫い合わせる

伸び止めの処理をして両肩を縫い合わせます。(今回はウーリースピンテープを使いました。伸び止めを貼ってから縫う方法でもやりやすいほうで大丈夫です。)

③の補足(キャミソール風する場合)

キャミソール風にする場合はここで型紙指定位置に肩紐を縫い付けてください。猫耳の場合は次の工程へどうぞ。

これは試作の長袖なのですが、こんな感じでキャミソール重ね着風にするとガーリーになってかわいいです。

裾と同じ布を肩紐長さ(型紙に記載)の2倍の長さ・2センチ幅で用意。

両端をロックミシンの標準巻きロックで処理、次に、家庭用ミシンを使用しギャザーを寄せと指定位置に縫い付けを行っています。

レースとかを使っても可愛いんじゃないかと思います。着る際に伸ばす個所ではないので普通糸で縫っています。

④猫耳を挟み込んでヨークに裾をつける

前裾と前ヨークの間の指定位置に猫耳を挟み込んでロックミシンで縫い合わせます。

縫う前に猫耳のタックが左右対称になっているか・位置がおかしくないか確認してください。

後ヨークと後裾も縫い合わせます。

⑤袖口の処理をする

脇を縫い合わせる前に袖口の布端をロックミシンで処理します。写真がめっちゃへたくそでごめんなさい。(1枚で縫うの難しくない?押さえ圧変えればいいの?)

⑥脇から袖下を縫い合わせる

両脇~袖下(写真の緑のライン)を縫います。

前後の切替位置が合うように確認して縫ってください。

(補足:画像左わきのピラピラしてるリボンは名前タグです。

リボンテプラに子どもの名前を印刷しておいて脇を縫う時に一緒に縫っています。

テプラがあると洋服のしまっている場所とかおもちゃの収納場所など簡単にラベルをつけられて便利…!)



⑦袖口と裾の処理

裾も一周ロックミシンで端処理します。

そしたら袖を裾を2㎝折りアイロンがけ(水に溶ける接着剤とか布用のりとか使うと楽かもしれないです)します。


家庭用ミシンで裾と袖口をぐるっと縫います。

下の写真は別の服を作ってるものですが、アイロン定規を挟んで縫うとスムーズに布が送られる&布が伸びないのでおススメです。

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今回は、袖口は小さいので定規が入らずそのまま慎重にぬいました。

もちろんカバーステッチミシンをお持ちの方はそちらを使っていただいても、ロックミシンの裾まつり押さえを使用してもオッケーです。

⑧襟ぐりにリブをつける

リブの両端を中表で合わせて縫います。縫い目が左肩に来るようにしてます。

前中心から縫うと平置きして写真を撮るときにきれいに写ります。

※リブ部分に身頃と共布(リブニット以外)を使用する場合、伸びが悪いと頭が入らないことがありますのでご注意ください。

⑨猫耳を縫い付ける

そのままだと猫耳が垂れ下がりますので、表から見えないように手縫いで縫い付けてください。

てっぺん一か所だけだと隙間にお子さんの指や腕が入って抜けなくなったりする可能性があるので、耳の周りをぐるっと縫うのがおすすめです。

これで完成です!

型紙ダウンロード

型紙はpdf形式、A4用紙6枚分です。拡大縮小せず印刷しご利用ください。

ご利用前にこちらのページもご確認ください。

100サイズの型紙をダウンロード

90サイズの型紙をダウンロード

終わりに

フレンチスリーブがなかなかうまく作れず試作の繰り返しでやっと完成に至りました。

猫耳以外でもうさ耳やくま耳にしてもかわいくなりそうです。ぜひ作ってみてください~。

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