娘のリクエストで作ったイチゴっぽいワンピースです!
入学式用服をひたすら縫っているときに、下のデザイン画(!)を渡され「これ作ってね!」と。
そう言われたら作るしかない!ということで型紙作成からスタートして作りました☺
いちごワンピの特徴など
もうそのまんまなのですが(笑)、いちごっぽさを重視しています。
ヘタっぽい襟、いちごのタネを感じさせるドットの生地。デザイン画の通りにしています。
ただタンクトップだったのをフリル襟をつけています。
これは布が余ったのと、肩に日が当たると暑いよなあと思ったので、娘に相談の上つけました。
今回使用している生地がハリのあるものなので、着用時はこんな感じになりました。
裾と袖フリルの端処理はロックミシンの巻きロックになってます。ロックミシンがなければ三つ折りで処理でも◎
※袖フリル部分は縫いにくい気がするので、少し小さくして脇下までつけないとかタンクトップにしてもいいと思います。(直そうと思いましたが夏が終わりそうなのでそのまま公開します・・・)
あと、身頃の幅のゆとりを多くとっていないので、市販の同サイズの服が結構ピチピチだときついかもしれないです。
使用した生地
今回使用したのはマルイシさんの生地です。
価格:715円 |
生地 布 無地 チェック ストライプ 綿ポリダンガリー[3] 全52色 50cm単位 110cm幅 0.37mm厚【商用可能】 価格:715円 |
襟はカーキ、いちごは濃レッドです。
もう少し淡い組み合わせでもかわいいかも♡
準備
用尺
110だけ載せておきます、それぞれ型紙に記載されています。
必要な道具
・型紙(ページ下部よりダウンロードできます)
・家庭用ミシン
・ロックミシン(あれば)
・テープメーカー(12mm)
クロバー テープメーカー 12mm 18mm 25mm 全3種 《 12ミリ 18ミリ 25ミリ 1.2cm 1.8cm 2.5cm 幅 バイヤス バイアス クローバー パイピング テープ 》 価格:724円 |
(今回は襟ぐりの処理がバイアステープなので共布で作る際はあると便利です)
作り方
①裁断
印刷した型紙を張り合わせておきます。(カットする前に貼り付けておくと楽です)
画像のように、型紙通りに裁断します。
襟には接着芯を貼ってください。(私は裏の襟のみ貼ってます。人によっていろいろみたい)
②布端の処理
画像の赤くなってるの部分(肩・後ろ中心・脇)にロックミシンもしくは家庭用ミシンでほつれないよう端処理をします。
(家庭用ミシンだと裁ち目かがりかジグザグミシンです。)
③襟をつくる
今回の服の1番大事な部分!襟を作っていきます。
襟には接着芯を貼っておきます。(私は裏のみ貼りましたが、シワになりやすい生地は表に張ってもいいのかな~と思いました。どうなんでしょう)
襟の形が重要なので、出来上がり線の印をつけます。私は下の画像のように、型紙の縫い代を切って印をつけています。チャコペーパーがあればそれでもオッケーです。縫うところがわかればオッケーです。
このような感じで(緑のチャコペンで書いたのであんまり見えませんが)縫うところに線を引いてます。慣れていない方はできるだけ細いペンで書くのがおすすめです。私は太いペンだと太い線の上でうねうねしがちです。
縫うときはミシンの縫い目の長さを少し短めにするとカーブがきれいに縫えます!
あと、葉っぱの先端と重なる部分(下画像の印つけた所、他の箇所もすべて)は直線で一針縫うと表に返したとききれいになると思います。
縫い代を5mmカットし、上の画像で印をつけたところはギリギリまでカットします。
こんな感じです。
そして表に返します。1箇所1箇所丁寧に整えてアイロンを掛けます。
④後ろ身頃、肩を縫い合わせる
後ろ身頃をあきどまりまで縫い合わせます。しっかり返し縫いをしてください。
縫ったらアイロンを掛けておきます。これは裏側です。
⑤身頃と襟を縫い合わせる
身頃と襟を縫い代5mmで仮縫いします。後ろ身頃の縫い代は縫わないようにします。(襟の端をできあがりに合わせる)
バイアステープは縫う前に襟ぐりの形に合わせてスチームアイロンでカーブを作っておくときれいに縫えます。
後ろあきのところは、身頃→襟→後ろ身頃の縫い代→バイアステープの順で重ねます。
ぐるっと縫ったら裏に返して、縫います。後ろあきのところは画像のようになるはず。。
そしたら下の画像のようにあきのまわりにステッチをかけます。あきの下は返し縫いをして補強してください~。縫うのが下手くそですみません。
⑥袖の端処理後、袖をつける
三巻押さえとか普通の巻きロックだとぼこぼこしなくて縫いやすいです。(私がやった変形巻きロックはすごく縫いにくかったです笑)
ギャザーを寄せて肩の部分が一番フリフリするように縫い合わせます。
(脇部分がごわごわしそうという方は、ちょっと袖フリルを短くして脇までつけないほうがいいかもです。)(たぶんごわつくんだけど自分が着てないからどのレベルかわからない・・・)
縫い付けたらぐるっと縫い代を身頃側に倒してステッチを掛けます。
⑦脇を縫う
中表で合わせて脇を縫い合わせます。
⑧裾処理
三つ折りか、端処理して二つ折りかお好みでどうぞ。
(巻きロックにしたけど、脇の部分が割れてきたので縫い合わせてある布にはイマイチなのかもです。もしかして常識?)
⑨あきにボタンと糸ループをつけて完成!
ボタンといとループをつけたら完成です!
糸ループはこちらの動画を参考に付けました!とてもわかりやすくておすすめです。(2分13秒くらい~)
型紙ダウンロード
型紙はpdf形式、A4用紙12枚です。拡大縮小せずに印刷しご利用ください。
型紙ご利用の前にこちらもご確認ください。
終わりに
袖部分が縫いにくいと思うので改良したかったのですが、夏が終わりそうだったのでそのまま公開します。
身頃をニット生地にしても可愛いと思います。説明の画像はそれでつくりました。
身頃が結構ぴったりめなのであきを広く取ってます。
色んな人にいちごだ~と言われる服になりました。笑
考えた本人もお気に入りの1着となり私も嬉しい限りです。最近はパイナップルの服を作って!など言い始めて困惑してます笑
もう8月になってしまいましたが、今年も9月くらいまでは暑そうなのでぜひお時間があれば作ってみてください(*^^*)