無料型紙

【無料型紙】ふんわりセーラーワンピの作り方【110サイズ】

★2020.6.29 作り方に写真数枚を追加しました。

先日制作日誌に載せたふんわりセーラーワンピの型紙です。

袖あり服・スラッシュあき・襟付けにチャレンジしたことがあれば難しくないかと思います。

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ふんわりセーラーワンピの特徴など

・型紙は上半身のみになっています。

スカートの丈やギャザー量はお好みで調整してください。

ゆったりシルエットなので長く着られるかも…。

トルソーは120サイズですが、ワンピースは110サイズです。

娘は普段100を着ていますが(身長95cm)、110でも違和感がないです。

身頃はゆったり目なのでスカート丈で調整すれば100~120サイズくらいの子も着られると思います。

カッチリしすぎないふんわりした雰囲

ぽわん袖にしたので、ちょっとゆるめの雰囲気です。

胸当てや襟がカッチリつきますが、ザ!発表会!みたいなカッチリさはなく普段のお出かけにも違和感ないかと思います。

タイはスナップボタンで簡単に取り外せるようになっています

着替えや食事の時に簡単に外せます。

このままラーメンとか食べたらポチャンすると思って簡単に外せるようにしました。笑

お好みで首一周でとめるようにしてもいいと思いますが、その際は引っ掛かりによる事故等にご注意ください。

あと襟下に厚みが出ると襟がキレイに見えなくなるのでそちらもご注意ください。

襟や胸当て、タイへのアレンジが楽しめる!

写真のように刺繍でラインを入れても、リボンや専用テープでラインを入れても可愛いと思います。

一応写真同様の刺繍のラインありの型紙も用意しました。写真はアウトラインステッチです。ロープっぽい見た目なのでセーラー襟にぴったりでした。

(ミモザ部分は手書きのため型紙に載っていません。原寸大にデジタルで書く技術がなかった…)

刺繍ラインなしの型紙も用意しましたので、ぜひお好みでいろいろアレンジしてください!

使用した生地

先日の投稿に載せておりますのでご興味があればそちらをご覧ください。

準備

用尺

生地の組み合わせにもよりますが、画像をご参照ください。

スカート丈は必要丈+縫い代を計算してください。

幅は、ギャザー2倍の場合、前72cm,後76㎝(縫い代別)です。

私は前後ともに生地幅の100㎝で作りました。とてもふんわりします。

丈は33m+レース4.5cm(縫い代別)で作っています。

この画像だとわかりにくいですがちょうど膝が隠れるくらいにしています。(身長95cmです)

足の長さやスカート丈は個人差があると思うのでできれば身頃ができてから試着してもらって長さを決めると安心だと思います。

身頃は裏地が付きますので、共布にするか別布にするかで必要な長さが異なります。

使用するもの

・型紙(ページ下部からダウンロードできます。作り方の説明が雑なので、一通り作り方を確認し作れそうか確認してください)

・家庭用ミシン

・襟の飾りに必要なもの

作り方

一応載せますが自己流でいい方法があればそちらで縫ってください。思い出しながら書くのでわかりづらかったりしたらごめんなさい。

細かい部分(表に返す時に切り込みを入れるとか端処理の説明とか)を飛ばしていますので、ご注意ください。

①裁断

型紙を貼り合わせて切り、裁断します。

前身頃、後身頃、襟、胸当て、タイ・・・表地1枚 裏地1枚

・・・2枚

スカート・・・前後1枚ずつ

②襟、胸当て(とタイ)の表地に接着芯を貼る

それぞれの表地を型紙より大きめに裁断して接着芯を貼って(必要があればここで刺繍をして)型紙通りに裁断してください。ラインをレースやテープで入れるのもここで。

接着芯ですが、胸当てはややしっかりしたものだとヨレにくくなっていいと思います。

タイは結び方に好みやクセがあると思うので一番最後に別布で試作しながら作ったほうがいいかもしれないです。もとの通りでよければここで作ってください。

③襟、胸当てを縫う

襟の襟ぐり以外のラインを縫い表に返します。

胸当ては右(向かって左)側の斜めのラインに返し口を作って縫って表に返します。返し口は閉じておいてください。(縫い付けると見えないのでミシンでも手縫いでも◎)

襟を縫う際、下記ブログの縫い合わせを参考にしていただくと後えりのハネを抑えられるかと思います。

④身頃を縫って襟・胸当てをつける

身頃の表地同士・裏地同士の肩を縫い合わせ縫い代を割ります。

表地に襟を仮縫いします。

次に、裏地を中表で合わせて縫い合わせます。このとき型紙の印の位置まで前にあきを作ってください。

あきに切込み、カーブ部分の縫い代にも切込みを入れて(厚みがある場合縫い代を5mm幅くらいにカットしてください)表に返します。

襟下、あき周りにステッチを入れます。

縫い目が隠れるよう襟で隠れる身頃部分胸当てを縫い付けます。一応ぺろぺろしないように手であきの部分までまつり縫いしました。

⑤袖をつけ、脇を縫う

見頃の袖ぐりの表地裏地をあわせて縫い代7mmくらいで仮縫いします。

袖口は三つ折り(1cm幅)で処理するので先にアイロンをかけておきます。

袖にギャザーを寄せて縫い付けます。肩に一番ギャザーが寄るようにするといい感じになると思います。

縫い代をジグザグや裁ち目かがり・ロックミシンなどで処理します。

そのあと脇を縫います。このとき袖口にゴム入れ口を作りたいので、袖口側から1cmのところから1cmは縫わずに開けておきます。

袖口を三つ折りで処理します。

⑥スカートを作って身頃に縫いつける

スカートを輪にしたらギャザーを寄せて身頃に縫い付けます。縫い代をジグザグミシンなどで処理します。

⑦タイをつくる

タイを作って結びます。私はセミウィンザーノットという結び方をしましたが、結び方を変える場合や結び方のきつさによって長さの過不足が発生しますので一度別布で試していただくのがおススメです。

返し口を残して中表に合わせて縫い合わせ、表に返します。返し口はまつり縫いで閉じてください。

⑧スナップボタンをつける、袖にゴムを入れる

胸当ての右側上部とタイにスナップボタンをつけて完成です!

型紙に指定位置がなくて申し訳ないですが…いい感じに…。

タイは結び方などで位置がずれると思うのであえてボタン位置の指定がありません。どうかいい感じに…。

型紙ダウンロード

型紙はpdf形式、A4用紙8枚です。拡大縮小せずに印刷しご利用ください。

型紙ご利用の前にこちらもご確認ください。

110サイズ、刺繍ライン有りの型紙をダウンロード

110サイズ、刺繍ライン無しの型紙をダウンロード

おわりに

ぽわん袖のセーラー襟の服を作るぞと意気込んで作りました。もともと面倒&着づらそうで胸当てはつけない予定でしたがやっぱりあるとカワイイですよね。

あきを作ったので思ったより着づらくもなく…というかスポッと着られて便利。

子どもも気に入ってくれてたし、型紙のご要望もいただいてうれしい限りです。ふんわりセーラーワンピで夏の思い出を作っていただければ幸いです。

作り方が雑ですみませんでした。制作過程が試行錯誤だったので撮影していなかったのと、同じ形の服ばかり増えてしまうので作りませんでした。どうかうまいこと作ってください…。

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